場末のカウンターバーにひどく個性的な男たちが次々とやってくる。騒々しく、間の抜けた男たちのやりとり、そんな店の片隅で16歳の少年がじっと身を固くしていた。後半、事態は思わぬ方向へ急展開する。その少年が持つ秘密とは・・・。
ずっとテーマにしていた「男と女のすれちがい」もない。歌や踊りもない。登場人物は11人の男性だけ。丹野久美子の異色作である。