月光夜曲
<ストーリー>
冷えた夫婦関係を、何事もないように暮らす良夫と小夜。小夜は、良夫の兄で5歳の時の意識のまま生きる誠一のめんどうをみている。自分を「母さん」と呼ぶ誠一の世話に追われながら“女として忘れられること”の哀しさに小夜はじっと耐えている。胸のうちには良夫への不信と良夫の愛人に対する嫉妬。そんな妻の心の内を知らず、良夫は愛人・美夜に会いにいく。
蒼白い月の光に照らされ、偽りに満ちた日常がその姿を変える……。
「ヴァーミリオン 愛が憎しみに変わるとき 月の色は朱くなる」

<ひとこと>
蒼白い月の光に彩られたI.Q150ならではの幻想性に加え、土着的なイメージのシーンも取り入れられ、今までの軽快で繊細な舞台に武骨な力強さが加わった作品となっている。

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